糖質って何だろう?
ブログをご覧いただきありがとうございます!
EXCELSIORの益田です。
今回は、知っているようで知らない【糖質】について解説していきます!
●糖質って何だろう?
まず始めに理解しておいてほしいのが、【糖質=炭水化物】は半分だけ正解と言うことです。完全な間違いではないのですが、少し補足をすると炭水化物は【糖質+食物繊維】のことを意味します。
ですので、糖質制限で炭水化物を極端に減らしてしまうと食物繊維も制限してしまうのでご注意を!!
糖質は、体内で最も活用されるエネルギー源となる栄養素です。ですが、体内での存在量は非常に少なく肝臓や筋肉に少量蓄えられる程度です。ですので、1日の栄養摂取量の約50%程度を糖質で摂ることを推奨されています。
また、糖質は体内で1gあたり約4kcalのエネルギーを生産しています。
●糖質、糖類、糖分の違い
糖質と糖類、糖分も混同されがちでてすが、厳密には異なります。
炭水化物の内、体内での消化できない食物繊維とエネルギー源になる糖質に分けられます。更に糖質は、デンプンなどの多糖類、砂糖などの二糖類、ブドウ糖などの単糖類に分けられます。この内、二糖類と単糖類の総称が糖類です。
ちなみに糖分は、定義があるわけではなく甘いものを表すとき使われているようです。
●糖質が不足すると?
人がエネルギーとしてすぐに使えるのが、糖質を分解してできるブドウ糖です。しかし、体の中で糖質は少量のグリコーゲンとして肝臓や筋肉の中に蓄えているだけで、余分なエネルギーのほとんどは脂肪として体の中に蓄えられています。
エネルギーとして血液中のブドウ糖を消費してしまうと、肝臓や筋肉の中に蓄えられているグリコーゲンを分解するのですが、その量は少なくグリコーゲンも尽きてしまうと、エネルギー不足に陥り疲れやすくなってしまいます。
特に脳は、ブドウ糖をエネルギー源にしていて昼夜、活動時休息時問わず、ほぼ一定の速度でブドウ糖を燃焼しています。脳だけで1日に約120gものブドウ糖を消費するとも言われています。
そのため糖質が不足すると、脳や神経への栄養が行き届かないため判断力が鈍り、注意力が散漫になっていきます。
皆さん、いかがでしたか?
最近では、糖質こそダイエット、減量の最大の敵と考えている人が多くなりました。もちろん糖質の摂りすぎて体脂肪が増え見た目にも影響の出ている人といます。
しかし、糖質は体を動かす大切なエネルギー源です。ただ、減らすだけだとかえって体脂肪を減らすことができなくなる可能性があります!
食事の基本は、【バランスの良い栄養素を摂ること】です!
自分に必要な分を見極め、楽しい食事を心がけましょう!
それでは、次回もお楽しみに!!